連載コラム

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疲労の評価と対処法

疲れていないと思う……主観的評価
起きているときの活動量が低下……客観的評価

疲労の実態

 肉体的、精神的を含め過重労働に陥った人が脳血管障害や虚血性心疾患などを発病して突然亡くなる状況は相変わらずあります。労働環境の制度見直しがあったとはいえ、過労死と認定される人は増えてきています。(図1)そして、その原因となる最も多い職種がトラックドライバーであり、タクシードライバーなのです。

長時間運転と疲労の関係

 自動車運転シュミレーターの画面に10分毎に合図を示してブレーキを踏む反応時間の変化を調べたところ、休憩をしない場合は次第に反応時間が遅くなる傾向がありましたが、休憩を取った場合には反応時間の遅延は見られませんでした。 4時間の運転を行う場合には、少なくとも1時間に5分の休憩を取ったほうが予防でき、より安全であるという結果があります。

疲労回復効果

森林浴

緑は目の疲れを癒し、木が放出するフィトンチッドは殺菌効果とリラックス効果があります。

入浴

血行が良くなり、酸素や栄養素の供給が増え、睡眠誘発効果が期待できます。

 もし疲労感がしつこく続くならば、体に病気が隠れていないか、きちんと診察を受けることが肝要です。

参考資料 「人と車2012‐2」 倉恒 弘彦

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