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運転免許取得後はドライバー自らが自分の先生になってみよう

ハンドル操作やアクセル操作が上手でも安全運転は保証されません。

教習所で学ぶ範囲には限界が

 運転免許の教習で運転の適正について学びます。運転に及ぼす性格上の長所、短所などです。安全運転のためには本来はさらに深く、パーソナリティーにまで言及しなければなりません。でも実際、ドライバーは教習所を卒業した後に、経験から多くのことを学び、一人前になっていきます。

誤った学習に修正が必要

 運転経験を積みドライバーは安全な行動だけを学習するとは限りません。危険な行動も学習してしまうのです。たとえば車間距離です。狭い車間距離で走っていて事故を経験しなければ、この車間距離で大丈夫ということを学んでいます。誤った学習のひとつです。

自己理解力は身についていますか

 運転は常に他者に影響をおよぼす緊張関係の変化の中にあります。自分の運転ぶりの理解については、自分のどこが安全で、どこが危険であるのかを知ることが出発点です。 客観的に自己を眺める能力が必要です。自分が何を知っていて、何を知らないのかを知る力のことです。急いで運転しているときに自分の運転ぶりを評価しようとしている自分と「あっ、今急いでいるな。危ない状態にあるぞ。少し速度を落とそう」と気づく自分もいます。自己理解力はなかなか教わって身に付くものではありません。時には企業内講習や地域での安全教育の機会に誤った学習が起こっていないかのチェックをドライバーに行う必要が出てきます。

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