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疲労が及ぼす車の事故

疲れを「気持ちの問題」と勝手に判断して、ついつい運転をしてしまいがちですが、実は様々な実験結果から、疲労が生体機能の低下に大きく影響をしていることが分かっています。

 ヒトは疲れてくると動作が緩慢になり、思考力や判断力が低下するなど、車の運転に密接に関係した生体機能に変化がみられてきます。そこで、今回は疲労に伴う生体機能の変化についてご紹介し、安全運転に役立てていただこうと思います。

反応時間の遅延

 危険を認識したときにブレーキを踏む反応が遅くなり空走距離が増大して事故につながる危険性が高まります。連続して運転する場合には一定の間隔で休息をとり、疲労を回復することをお勧めします。

認知機能の低下

 疲れてくると、だるさや倦怠感とともに思考力や判断力、注意力が低下し、物事に取り組む意欲さえもなくなることもあります。信号の見落とし、飛び出し、急停止など、脳の反応低下が指摘されています。

長時間運転時の休息の効果

 試験(フリッカーテスト)、検査の結果、4時間の運転を行う場合には少なくとも1時間に5分の休憩をとったほうが疲労を予防でき、より安全であることが確かめられています。疲労感は体を守る大切なアラームです。

参考 「人と車」2013年6月号より

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